「エクスカリバー零式」について(2)
こういうこと書くの、初めてだし、苦手だし、正直どうだろうと思うんですが、
作品の内容とかそういうのについて、ちょっと言及してみようと思います。
なんかね、こういうことしたほうがいいっていう意見が以前からあったもんだから、
試しにね。
恥ずかしいから、小出しにね。
先日も書かせていただいたように、この「エクスカリバー零式」という作品は、「数字」がひとつのモチーフになっています。
役名が数字だったりとか。
1・・・一ノ瀬(いちのせ)、2・・・二菜(にな)、3・・・三蕾(みらい)、4・・・四朗(しろう)、5・・・五代(ごだい)、6・・・六道(りくどう)、7・・・七海(ななみ)、8・・・八嶋(やしま)、9・・・九条(くじょう)、10・・・十津川(とつかわ)
で、ストーリー上のペアというか、カップリングみたいなのがあるわけです。
一ノ瀬(1)と二菜(2)とか、三蕾(3)と六道(6)とか、四朗(4)と八嶋(8)とか、五代(5)と十津川(10)とか。
これね、全部、二倍の数になってるんですね。
1の二倍は2だし、3の二倍は6だし、4の二倍は8だし、5の二倍は10だし。
一人でも生きていけるけど、誰かと一緒なら、寂しくないし、楽しいでしょう?
「悲しいことは半分、楽しいことは倍に」って言うでしょう?
だからです。
このお話は、悲しいことばかりが起こるので、せめてこういう救済を施してやろうと思ったのです。
他の誰かとかかわることで、
悲しみは半分に、楽しいことは倍になるように。
でも、こんなの言われなきゃ誰も気がつかないと思うんですよ。
だって、だって、劇中でどうやって説明したらいいのか分からなかったからさ。
もう、いいや、って。
なかったことにしちゃえって。
そういう風にして、語られないまま、ひっそりと残っているおはなしが結構あるのです。
でもそれは、言うだけ野暮なんじゃないかと思うんです。
・・・今、書いちゃいましたけど。
・・・こういうの、どうですか?
読んでて面白いですか?
なんか、違う話にしましょうか。
ね。
今日の一冊。
「高速エンジェル・エンジン」1~3巻。著:本仁戻。角川書店。
客演していただいた安達あいらさんにお借りしました。
これ、多分アスカコミックスだと思うんです。
絵がキレイです。流石はアスカです。
で、設定やらストーリーはやたらと耽美なんですが、
すごく軽いです。
雰囲気が。
あと、時折(というか絶え間なく)挿入される、膨大な量の小ネタが、
すごくコアです。
大丈夫?ってくらい。
うーん、なんていうんだろう。
同人誌的な面白さって言ったらそうなのかもしれないけど、
その部分に、究極に特化している感じです。
作家が物凄く上手いんです。技巧が。巧みなんです。
ああ、上手だなあ。って思います。
よいですよ。すごく。
おすすめ。
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