演劇と音楽について
結論から言っちゃえば、音楽って一番いらないでしょ?
演劇において。
だって、リアルじゃないもの。
実際の日常ではそのシーンの心境とかに合わせて音楽なんて鳴らないし。
だから、写実的な描写を追及するなら、真っ先に排除されて然るべきファクターなのですよ。
それがある限り、どんなものもみんなみんなウソになってしまうわけですよ。
けれど、僕はそんな音楽にこだわりたいと思うのです。
演劇では同じ空間に演者と観客が同時に存在していて、同じ空気を吸っています。
そこに音楽を流せば、同じ音楽を聴くことになるわけです。
具体的なつながりが出来るわけです。
・・・もちろん他にも色々理由はありますけども、音楽にこだわりたい、コレが一番の理由です。
舞台と客席を、ウソの空気で繋ぎたいのです。
言葉を変えましょう。
私とアナタの両方を、等しく虚構で包んじゃいたいのです。
というか、ある意味そういうことなんだと思うんです。
舞台表現って。
舞台から客席に、一方的に与えられるものではないと思うんです。
かといって、キャッチボールするものでもないと思うんです。
ただ全体を覆う空気としての物語。
そういうのがいいなあと思います。
・・・ たまにはこんな話。
次は、じゃ、台本と演出について書き綴ってみますね。
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コメント
そういう考えもあるわな。
観客は音楽を排除されると、見ることに集中するわけで、その集中力は、とても観劇中ずっとなんか続かない。
だから、見る側に情報や刺激を与えるため、わかりやすくするためにも。音楽はエッセンスとしては必要なんだろうと思う。
投稿: モッチー | 2007年7月12日 (木) 午後 03時50分
あー。
そういう考え方もありますわな。
エッセンスな。
ブレヒトの言う「異化」とかいうやつな。
・・・ちょっと違うか。
投稿: mori | 2007年7月12日 (木) 午後 11時54分
難しい事は書けませんが、音は演者が表現しきれない、空気とか、気持ちとか、何かそうゆうものを表現するためのものなんだと思います。
…浅い。(._.)
投稿: 滝澤 | 2007年7月14日 (土) 午前 06時59分
小説やなんかの2次元を、3次元まで引き揚げるのだから、
「地の文」…台本でゆーなら、ト書き的な所を提供しているのかな、ってとらえてます。
「空気」って表現は観るヒトとしても実感。
投稿: 文蔵 | 2007年7月16日 (月) 午前 04時22分